他人の評価に振り回されないための思考法
他人の評価に振り回されることは、
疲れるし、嫌ですよね。
他人からの評価に依存してしまうと、
自分の価値を見失い、ストレスや不安が増加します。
でも、あなたも他人の評価が気になる時があるでしょう。
今回は、インナーチャイルドセラピスト「やましん」が
心理セラピストの視点から、
他人の評価に振り回されない
自分らしい生き方を見つけるためのヒントについて考解説します。
1.他人を気にするのは自己評価が低いから?
2.なぜ?他人の評価を気にするのか?
3.他人の評価から自由になるために(自己評価向上)
4.まとめ
他人の評価に振り回されないためには、
自己評価を高めることが重要です。
自己評価は自己肯定感を高めることになります。
自己評価(自己肯定感)が低いと、
他人からの評価に依存しやすくなります。
自己評価を高めるためには、
自分の強みや自分の特徴を認識し、
自分自身を肯定することが大切です。
毎日自分が達成したことや
良かった点を日記に書き出すことで、
自分の価値を再確認できます。
ポジティブな自己対話を習慣化し、
「自分は価値がある」
「自分の努力は認められている」
といった肯定的な言葉を自分にかけることも効果的です。
これは自己暗示の世界です。
一流のアスリートは自己暗示を毎日行い、
「自分は出来る!」を潜在意識に刷り込んでいます。
「私は金メダルを取れる」
「私しか金メダルは取れない」
とイメージを繰り返し、
先にイメージで金メダルを取ってしまい、
それが現実で叶うのです。
自己評価(自己肯定感)を高めることは
簡単ではありません。
なぜなら、自己評価に根本原因は
あなたの中のインナーチャイルド(内なる子供)
と大いに関係があるからです。
私たちは、生まれながらにして社会の一員です。
学校、職場、友人関係など、
様々な場所で他者との関わりを持ちながら生きています。
そんな中で、意識が自然と「どう思われているか?」
と感じてしまうのは決して悪いことではありません。
しかし、それが度を超えてしまうと、
自分の意見や行動が委縮し、
心のゆとりを失ってしまうこともあります。
他人を気にしすぎて精神を病んでしまい、
うつ病になるケースもあります。
しかしなぜ私たちは、
これほどまでに他人の評価を気にするのでしょうか?
それは、承認欲求が満たされたいという人間の根源的な欲求が、
社会の中で形を変えて現れているからです。
誰かに認められたい、
褒められたいという気持ちは、
私たちを前に進ませる力になります。
しかし、それが裏目に出ると、
他人の目を気にしてしまい、
自分を見失ってしまうことにもつながります。
私たちは、社会的な動物として、
他者との関係の中で自己肯定感を満たそうとします。
承認欲求は、人間が生まれ持った時からの
原始的な生存本能と深く結びついており、
集団から孤立することを恐れる心理が根底にあるのです。
普段、私たちが他人の評価を気にする要因は以下です。
1. 過去の経験がもたらす影響
・子どもの頃の経験
あなたが幼少の頃に接してきた
親や教師からの評価が、
自己肯定感の形成に大きな影響を与えます。
常に褒められる経験ばかりではなく、
否定的な評価を頻繁に受けてきた人は、
大人になっても他人の評価を過度に気にしがちです。
・過去の失敗体験
一度大きな失敗を経験すると、
再び同じような失敗を恐れて、
新しいことに挑戦することをためらってしまうことがあります。
他人の評価を恐れることで、
失敗から学ぶ機会を逃してしまう可能性もあります。
2. 社会的な要因
・SNSの影響
SNS上での他人の成功や幸せそうな様子を見て、
自分と比較してしまい、劣等感を抱くことがあります。
・競争社会
学歴、収入、地位など、
様々な面で他者と比較される社会においては、
常に上を目指さなければいけないという
プレッシャーを感じることがあります。
他人の評価に振り回されないためには、
なぜ自分が他人の目を気にしているのか?
深く理解することが大切です。
自分の心の奥底にある
不安や恐れに目を向けることで、
その原因を見つけ出し、
解決の糸口を見つけることができるでしょう。
次に、自分の中にある価値観を明確にすることが重要です。
本当に大切にしたいものは何か?
自分にとって何が幸せなのか?
を深く考えることで、
他人の意見に左右されずに、
自分の道を歩むことができるようになります。
さらに、前述のように
自己肯定感を高めることも効果的です。
自分の良いところ、得意なこと、
過去の成功体験など
を意識的に思い出すことで、
自信を持つことができます。
自己肯定感が高まると、
他人の評価に振り回されることなく、
自分自身を大切にすることができるようになります。
<自己肯定感の高め方>
1. 自己観察
日記をつける
毎日起きたことや感じたことを書き出すことで、
自分の思考パターンや
感情の起伏を客観的に捉えることができます。
瞑想をする
瞑想を通して、自分の内なる声に耳を傾け、
心の状態を安定させることができます。
2. 価値観の再確認
・本当に大切なものを見つける
物質的な豊かさ、地位、名誉など、
世の中で成功とされているものが、
必ずしも自分の幸せにつながるとは限りません。
本当に大切にしたいものは何かを深く考え、
自分だけの価値観を確立しましょう。
・価値観を言葉にする
自分の価値観を言葉にすることで、
より明確になり、行動の指針となります。
3. コミュニケーションスキルを磨く
・自分の意見を伝える
自分の考えを率直に伝えることは、
他人の評価を恐れる心を克服する第一歩です。
・相手の意見に耳を傾ける
相手の意見を尊重することで、
より円滑な人間関係を築くことができます。
他人の評価にとらわれず、自分らしく生きる。
他人の評価に振り回されないためには、
自分自身を深く理解し、
自己肯定感を高めることが大切です。
そして、自分にとって何が本当に大切なのかを明確にし、
自分らしい生き方を見つけることが重要です。
決して簡単なことではありませんが、
一歩ずつ進んでいくことで、
必ず自分らしい生き方を見つけることができるでしょう。
他人の評価にとらわれず、
自分の人生を主体的に生きていきましょう。
自分の強みや成果を認識し、
ポジティブな自己対話を行いましょう。
他人との比較を避け、
自分自身の成長に焦点を当てることで、
自分の価値を再確認できます。
他人の評価に振り回されず、
自己成長を続けるための一歩を踏み出しましょう。