いじめっ子が心に持つ自己否定感とは?
いじめっ子が人をいじめてしまう心理には
いじめっ子の行動は一見、
「いじめたいからいじめている」と
自信に満ちたものには見えないかもしれませんが、
その裏にはいじめっ子自身が感じている
「自己否定感」が隠されていることが多いです。
自己肯定感の欠如によるものであり、
その行動は「自分には価値がない」
と感じる自己否定の裏返しです。
今回は今回は、インナーチャイルドセラピスト
「やましん」が心理セラピストの視点から、
いじめっ子が心に持つ自己否定感とその影響について、
詳しく解説していきます。
1.いじめっ子の自己否定感が生まれる根源
2.なぜいじめっ子は自己否定感を隠蔽するのか?
3.いじめっ子の自己否定感を解消するために必要なサポート
4.まとめ
いじめっ子は、表面的には自分が優れているような態度を取り、
自分が上で他人が下であると賢く
行動の振る舞いに見えますが、
実際には自分に対する評価が低く、
心の中では自分を否定しています。
家庭環境や学校でのプレッシャー、
または過去のトラウマが原因で
「自分は愛されない存在だ」と思いながら生きています。
親からの育てられ方の影響です。
心の奥底の潜在意識で自己否定をしているので
いじめっ子の行動は無意識の行動です。
それには「インナーチャイルド」も関わっています。
この自己否定感は、
どちらかというと劣等感や不安を忘れがたいために
他者に「自分はダメやヤツだ」と投影することで
一時的な優越感を得ようとします。
いじめっ子が周囲を攻撃するのは、
自分を守るための無意識の防衛機制ということです。
自己否定感を潜在意識で持つ人は、
他人から自分が否定されることを心の奥底で恐れています。
そのため、いじめっ子は自己否定感を隠し、
他者を攻撃することで自分が
「自分が優れていると錯覚させよ」と感じ、
他者に攻撃的な行動をとることで、
周囲に自分が強い存在だと存在をアピールし、
内面的な弱さを隠すのです。
また、いじめっ子は自分が弱さを見せることで、
他人から攻撃されるのでは?
という恐怖心を持っているため、
他人を攻撃することで
その恐れを避けようとします。
自分の不安を他人に投影し
他人をいじめることが、
自己否定感を誤魔化すことになるのです。
いじめっ子が潜在的に感じている
自己否定感を解消するためには、
周囲のサポートが必要です。
彼らが他者との健全な関係を築けるように導くためには、
まず自分自身が自分の価値に気づき、
自己肯定感を高める必要があります。
いじめっ子は他人が本当は自分が我慢しているこを
平然と行っているために嫉妬しています。
・なよなよ
・ぐずぐず
・ハキハキしない
・すぐ泣く
などはいじめっ子が本当は自分自身が叶えたい、
願望なのです。
本当は自分が
なよなよしたい
ぐずぐずしたい、
でも親が怖いから出来ない。。
親からは「ぐずぐずるするな!」
「なよなよするな!」
と否定されている状態です。
だから心は素直になりたいけど、
でも、なれない。
だから、自分の理想を叶えている
他人をいじめてしまうのです。
これは、カウンセリングや心理のサポートで
徐々に実現されていきます。
間違った自分の認識を気付いて
今の自分を受け入れて、
ありのままが最高が自分だ!
と理解できれば他人を気にしなくなるので
いじめもしなくなります。
自分の感情を正しく認識し、
他者に対して攻撃的な行動の代わりに、
健全な方法で自己表現できるできるように
理解することが大切です。
いじめっ子の攻撃的な行動の先には、
自分自身の自己否定感という深い感情が隠されています。
しかし、このような行動は、
自己否定感をさらに強め、
自分自身を悪循環に陥らせる原因となります。
この悪循環を断ち切るためには、
いじめっ子が自分の価値に気づき、
他者と健全な関係を築くためのサポートが必要です。
カウンセリングや教育現場での決意、
いじめっ子が自己否定感を克服し、
自己肯定感を高めるための手助けをすることが重要です。
いじめ問題の根本解決には、
彼らの心理的な観点から理解して、
適切なサポート体制の整備が大事なのです。