「きっと大丈夫」を言い続けると現実は劇的変化する




「きっと大丈夫」「だぶん大丈夫」という言葉には
魔法があります。
「絶対」「必ず」は少し厳しけれど、
「きっと」「たぶん」「なんとか」なら出来そう。
そう感じたこともあるでしょう。
インナーチャイルドセラピスト「やましん」が
「きっと大丈夫」「だぶん大丈夫」のことばから
現実がどんどん変化する理由を具体的にお伝えします。
1.ポジティブな言葉の力
2.楽観主義の効果
3.信じてることが現実を創り出す
4.まとめ
・自己暗示と認知の変化
「きっと大丈夫」「なんとかなる」といったポジティブな
言葉を繰り返し自分に言い聞かせることは、
強力な自分への自己暗示となります。
これは私たちの脳に大きな影響を与え、
認知の仕方を変化させる可能性があります。
心理学では、これを「自己効力感」の向上と関連付けています。
・自己効力感とは
自分には物事を成し遂げる能力があるという信念のことです。
ポジティブな言葉を繰り返すことで、
自己効力感が高まり、
困難な状況に対しても
前向きに取り組む姿勢が生まれやすくなります。
脳科学の研究によると、
ポジティブな言葉を使うことで、
脳内の快感と意欲の場である側坐核という部位から、
エンドルフィンやドーパミンと
いった脳内快感物質が分泌されることが分かっています。
これらの物質は、免疫力を高めたり、
意欲を向上させたりする効果があります。
同時に、不安や葛藤を感じるときに反応する
扁桃体の活動が小さくなることも確認されています。
つまり、ポジティブな言葉を使うことで、
喜びが増し、苦しみが減少するのです。
例えば、
ある営業職の方は、
大きなプレゼンテーションを前に不安を感じていました。
しかし、「きっと大丈夫」と
何度も自分に言い聞かせることで、
徐々に自信がついてきました。
結果として、落ち着いて
プレゼンテーションを行うことができ、
成功を収めることができたのです。
このように、ポジティブな言葉の力を活用することで、
私たちの心の状態や行動に
大きな変化をもたらすことができるのです。
ポジティブな言葉は私たちの心理に得が大きくやってきます。
「なんとかなる」という考え方は、
心理学的には「楽観主義」
呼ばれる思考パターンに近いものです。
楽観主義者は決して適当など、という意味でありません。
楽観主義者は、困難な状況に直面しても、
最終的には良い結果が得られると信じる傾向があります。
この楽観的な態度は、
ストレスの軽減に大きな効果が
あることが研究で明らかになっています。
ストレスが軽減されると、
より冷静に状況を分析し、
効果的な問題解決策を見出すことができるようになります。
楽観性が高い場合、
目標が達成可能だというポジティブな期待を持つため、
誇り、感謝、安堵などの
ポジティブな情動を抱きやすくなります。
これに対して、楽観性が低い場合は、
悪い結果を予測するため、
不安、怒り、絶望などの
ネガティブな感情を抱きやすくなります。
楽観性の高い人と低い人との大きな違いは、
その行動の持続性にあることが指摘されています。
楽観性の高い人は、
ポジティブな結果を実現できると期待するため、
たとえ状況が困難なときであっても、
望んだ結果や目標を得るために
粘り強く努力する傾向があります。
ある学生は、難しい試験を前に不安を感じていましたが、
「なんとかなる」と自分に言い聞かせ続けました。
その結果、過度のストレスを感じることなく
効率的に勉強に取り組むことができ、
良い成績を収めることができました。
楽観主義的な考え方を持つことで、
困難な状況でも前向きな姿勢を保ち、
より効果的に問題に対処できるようになるのです。
「きっと大丈夫」「なんとかなる」と信じることは、
心理学では「自己実現的予言」または
「ピグマリオン効果」と呼ばれる
現象につながる可能性があります。
これは、ある結果を予測または期待することで、
その予測や期待が実際に現実となる傾向のことです。
私たちの信念や期待は、
無意識のうちに私たちの行動や
態度に影響を与えます。
無意識とは潜在意識の中にある心理状態です。
「なんとかなる」と信じることで、
より積極的に行動し、機会を見逃さず、
粘り強く努力する傾向が生まれます。
これらの行動が、実際に望ましい結果を
もたらす可能性を高めるのです。
脳科学の研究によると、
言葉は脳内の「ミラー細胞」と
呼ばれる細胞に影響を与えることが分かっています。
ミラー細胞は、他人の行動を見たり、
言葉を聞いたりすることで活性化し、
その行動や言葉に関連した脳の部位を刺激します。
ポジティブな言葉を使うことで、
ミラー細胞が活性化し、
その言葉が示す行動や感情を
実際に体験しているかのような反応が脳内で起こります。
これにより、ポジティブな言葉を繰り返し使うことで、
実際にその言葉通りの行動を取りやすくなるのです。
ある起業家は、事業の立ち上げ時に多くの困難に直面しましたが、
「きっと大丈夫」と信じ続けました。
この信念が、困難に直面しても諦めずに
創意工夫を重ねる原動力となり、
最終的に事業を軌道に乗せることができました。
このように、ポジティブな信念を持つことで、
その信念に沿った行動を取るようになり、
結果として望ましい結果を引き寄せることができるのです。
「きっと大丈夫」の言葉は
現実に理想を引き起こす魔法の言葉です。
「必ず」や「絶対」は言いにくい、
でも「きっと」「たぶん」ならイメージが湧く
それでいいんです。
「きっと大丈夫」はちゃんとしたポジティブな言葉です。
ポジティブな言葉を繰り返し使うことで
自部への自己暗示をかけて
現実世界をどんどん変化させていきましょう。
この世界は信じてることが叶います。
逆に信じてることしか叶いません。
今を変えたいと感じるなら、
「きっと」のことばから少しずつ
自分の思考を変化させていきましょうね。