「何をしていても楽しくないと感じる」改善方法

　
　
インナーチャイルドセラピスト「やましん」が
「何をしていても楽しくないと感じる」というテーマについて、
心理カウンセラーの視点からお話しさせていただきます。

　

　
　

何をしていても楽しくないと感じる背景には、
実に様々な心の課題要因が潜んでいる可能性があります。

まず考えられるのは、日々の生活に変化がなく、
単調な日々を送っているケースです。

毎日同じ時間に起き、同じ電車に乗り、
同じ仕事をこなし、同じ時間に帰宅する。

このような日課の繰り返しは、
私たちから新鮮さや
刺激を奪ってしまうことがあります。

また、ストレスや疲労の蓄積も大きな要因となり得ます。

仕事のプレッシャーや人間関係のトラブル、
家庭内の問題など、
様々なストレス要因が重なると、
本来なら楽しいはずの活動も
苦痛に感じてしまうことがあります。

例えば、好きだった趣味の時間さえも
「やらなければならないこと」のように感じてしまい、
楽しさを感じられなくなってしまうのです。

さらに、自分の興味や価値観と合わないことを
続けている可能性も考えられます。

周りの期待に応えようとするあまり、
本当にやりたいことを見失っているケースです。

例えば、親の期待に応えるために選んだ職業に就いているものの、
実は全く違う分野に興味があるという場合です。

このような状況では、
日々の生活に充実感を感じることが難しくなります。

これらの原因を自分自身で振り返ってみることが、
状況を改善する第一歩となります。

具体的魁夷前方法は

・日記をつけてみる
・信頼できる人と話をする

この動きによって
自分の感情や行動のパターンを
客観的に見つめ直すことができるでしょう。

　

　
　
楽しさを感じられない状況から抜け出すには、
まず小さな変化から始めることが大切です。

新しい趣味や活動を見つけるのも良いですが、
それが難しい場合は
日常生活に小さな変化を加えてみましょう。

例えば、通勤や通学の際にいつもと
違う道を選んでみる。

普段と異なる景色を眺める。

普段と違う行動を取るだけで
新鮮な気分を味わえるかもしれません。

また、週末に新しいレストランを開拓してみたり、
今まで試したことのない料理に
チャレンジしたりするのも良いでしょう。

食べることは多くの人にとって楽しみの一つですから、
新しい味覚体験は心を刺激してくれるはずです。

部屋の模様替えも効果的です。

家具の配置を変えたり、
新しい観葉植物を置いたりするだけで、
生活空間に新鮮さがもたらされます。

これらの小さな変化が、日常に新たな刺激を与え、
楽しさを感じるきっかけになることがあります。

また、自分自身と向き合う時間を作ることも重要です。

瞑想やジャーナリングなどを通じて、
自分の感情や思考を整理してみましょう。

例えば、毎晩寝る前に10分間、
その日あった良かったことを
3つ書き出す習慣をつけてみるのはいかがでしょうか。

このような実践を通じて、
自分が本当に望んでいることや、
大切にしたい価値観が見えてくるかもしれません。

さらに、他者とのつながりを大切にすることも効果的です。

信頼できる友人や家族と話をしたり、
同じ興味を持つ人々とコミュニティを作ったりすることで、
新たな視点や刺激を得られる可能性があります。

例えば、オンラインの趣味のグループに参加したり、
地域のボランティア活動に参加したりするのも良いでしょう。

他者との交流は、自分一人では気づかなかった
楽しみを発見する機会を提供してくれます。
　

　

　
自分一人で状況を改善することが難しいと感じた場合、
専門家のサポートを受けることも選択肢の一つです。

心理カウンセラーや精神科医などの専門家は、
客観的な視点から状況を分析し、
適切なアドバイスを提供することができます。

カウンセリングでは、
あなたの感情や思考パターンを丁寧に探っていきます。

「何をしていても楽しくない」という感覚の
根底にある原因を一緒に見つけ出し、
それに対処する方法を考えていきます。

これがインナーチャイルドと語り合う手法です。

例えば、幼少期の経験が現在の感情に影響を与えている可能性や、
無意識のうちに自分を制限するような
信念を持っていないかなどを探ります。

信念とは信じてることです。
人は心の奥底で信じていることが
現実になっていきます。

「自己成就予言」と言います。

今の自分が心の奥底で何を信念としているか？を
気付くだけですごく心が安定してきます。

また、必要に応じて認知行動療法などの心理療法を提案することもあります。

認知行動療法は、ネガティブな思考パターンを識別し、
それをより健康的で現実的な
考え方に置き換える技術を学ぶことができます。

例えば、「何をしても楽しくない」という思考を
「今は楽しくないかもしれないが、
新しいことを試せば楽しいと感じられるかもしれない」というように、
より柔軟な思考に変えていく練習をします。

専門家に相談することは
決して恥ずかしいことではありません。
むしろ、自分自身の幸せのために
積極的に行動を起こす勇気ある選択だと言えるでしょう。

多くの人が人生のある時点で専門家の助けを借りており、
それによって人生の質を大きく向上させています。

　

　
　
　

　

　

この記事を書いた人

やましん

■主な経歴：
幼少時代は親から言葉の虐待を受け続け「自分には価値が無い」と信じ込む。
中学時代は心と体に違和感を感じ毎日お腹を壊していた。
おそらく気付いていないうちに自立神経を衰弱。
しんどい自分の価値観をや思い込みを変えたくて、自己変革を学ぶために
経営コンサル会社⇒採用・教育コンサル会社で勤務。
社会に出て見事にうつ状態になり、通院を行いながら数々の心理セミナー、
脳科学セミナーを受講し、自己価値観の書き換えを成し遂げる。
人材教育の講師として100社以上でセミナー開催。
インナーチャイルド癒しコーチ登壇＆指導カウンセリング相談5000名以上。

・インスタグラム
https://www.instagram.com/yamashin77

・X（twitter）
https://twitter.com/hgppc348