インナーチャイルド「内なる子ども」があなたに起こす影響とは？

　
インナーチャイルドは別名で「内なる子供」とも言います。
「内なる子ども」は、私たちの心の中に存在する、
過去の経験や感情を持つ幼い自分のことを指します。

「内なる子ども」は、私たちの現在の行動や感情、
そして人間関係に大きな影響を及ぼすことがあります。

インナーチャイルドセラピスト「やましん」が
インナーチャイルド（内なる子ども）がもたらす
私たち自身への影響について詳しく説明します。
　
　

　
　

　
インナーチャイルド（内なる子ども）は、
私たちの行動や思考に深く影響を与えています。

子供の頃のの経験や感情がこの内なる子供に蓄積され、
成長と共に私たちの人格や価値観に影響を及ぼします。

多くは両親との対話や大人との対話から
インナーチャイルド（内なる子ども）があなたの心の中に生まれます。

たとえば、幼少期に経験した親からの愛情の欠如感やトラウマは、
大人になったときの人間関係や自己評価に影響することがあります。

このような影響は、無意識のうちに私たちの行動パターンを形成し、
日々の生活においてさまざまな問題を引き起こす原因となることがあります。

生きづらさを感じるのは「内なる子供」の影響とも言えます。

生きづらさを解消するためには
「内なる子供」を癒してあげることが大切です。

また、「内なる子供」が癒されていないと、
感情のコントロールが難しくなる場合があります。

例えば、些細なことで過剰な反応を示したり、
なぜか理由もなく不安を感じたりすることがあるかもしれません。

これらの感情は、「内なる子供」が
過去のトラウマや未解決の問題を抱えていることを示しています。

「内なる子供」を理解し、共感して癒すことができれば、
あなたがしんどく感じている感情を軽減し、
より安定した健康な心の状態を維持することが可能になります。

さらに、「内なる子供」を癒すことは、
創造性や直感力を高めることにもつながります。

「内なる子供」は、遊び心や無邪気さを持ち合わせていますが、
生まれたての赤ちゃんの最強の感情です。

泣きたい時になき、
笑いたい時に笑う、
遊びたい時に遊び、
怒りたい時に怒る。

本来のあなたのありのままの感情です。
それらを取り戻すことで、私たちの生活に新たな喜びや発見をもたらします。

創造的な活動や遊びを通じて、
内なる子どもと再接続することで、
ストレスの軽減や心の安定につながります。
　
　

　
・心理学的な背景

「内なる子供」は、私たちが幼少期に経験した出来事や、
感情が未解決のまま心の中に残っている状態を指します。

以下の要因が「内なる子供」を生み出す主な原因です。
　
・トラウマと過去の経験
幼少期に経験したトラウマやネガティブな出来事は、
心の中に深く刻まれ、その影響が大人になってからも続くことがあります。
例えば、親からの虐待やいじめ、離婚などが挙げられます。
　
・未解決の感情
子ども時代に感じた感情が解決されないまま残っていると、
その感情が心の中でくすぶり続けることがあります。
例えば、孤独感や恐れ、不安などです。
　
・自己評価の低さ
幼少期に親や教師からの評価が厳しかった場合、
自分の価値を低く感じるようになることがあります。
これが、内なる子どもの傷つきやすさにつながります。
　
　

　
「内なる子ども」は、私たちの意識に上らないまま、
私たちの行動や感情に大きな影響を与えています。
潜在意識、無意識の中の存在します。

具体的には、以下のような影響が考えられます。
　
・人間関係:
他人との距離感がつかめず、いつも不安を感じたり、
依存的な関係を築いたりしてしまうことがあります。
　
・自己肯定感:
自分のことを否定的に捉え、自信が持てない、
自己評価が低い状態が続くことがあります。
　
・感情のコントロール:
小さなことで感情的になったり、
過去の出来事に振り回されたりすることがあります。
　
・身体症状:
ストレスや不安が原因で、
頭痛や胃痛などの身体症状が現れることがあります。
　
「内なる子ども」は、過去の経験や
親の評価に基づいて自己評価を形成します。

これにより、大人になった後も、他人の評価に過度に依存したり、
自分の価値を低く見積もったりすることがあります。
幼少期の経験が現在の自己評価に影響を与えているのです。

人間関係への影響にも大きく及ぼします。
上司や同僚とのコミュニケーションにおいても、
「内なる子ども」の影響を受けています。

幼少期に親から認められなかった経験から、
常に他人に認められることを求める傾向が心の中に作られる。

これにより、上司や同僚の評価に過度に敏感になり、
ストレスを感じることが多くなります。

「内なる子ども」を改善していくためには
「内なる子ども」との対話を行うことが有効です。

あなたの中に存在する
子供の頃の自分自身と対話するのです。

心の中に存在する「内なる子ども」は
大人のあなたをこれ以上傷つかせたくないため
あなたを守るために存在しているのです。
　
「内なる子ども」としっかり対話することで
大人のあなたが気付きと発見で
今のしんどく感じることを認めることが出来れば

感情過度の原因が判明するため
「内なる子ども」の影響力が弱まっていきます。
　
　

　
　

　

　

この記事を書いた人

やましん

■主な経歴：
幼少時代は親から言葉の虐待を受け続け「自分には価値が無い」と信じ込む。
中学時代は心と体に違和感を感じ毎日お腹を壊していた。
おそらく気付いていないうちに自立神経を衰弱。
しんどい自分の価値観をや思い込みを変えたくて、自己変革を学ぶために
経営コンサル会社⇒採用・教育コンサル会社で勤務。
人材教育の講師として100社以上でセミナー開催。
社会に出て見事にうつ状態になり、通院を行いながら数々の心理セミナー、
脳科学セミナーを受講し、自己価値観の書き換えを成し遂げる。
インナーチャイルド癒しコーチとしても登壇＆指導カウンセリング相談5000名以上。

・インスタグラム
https://www.instagram.com/yamashin77

・X（twitter）
https://twitter.com/hgppc348